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それまでは"乗り越えてきた"と思っていた過去の困難たち。
しかし実は乗り越えてきたわけではなく、「概念」(=強迫観念と善悪観念) で"蓋"をし、心の奥底に封じ込めていただけでした。
それが今回その「概念」を手放していくことで"蓋"が外れ、封じ込めていたはずの"痛み"や"想い"が溢れ出てきた…
そう、過去に負った"心の傷"は、しっかりとそのまま残っていたわけです。
そしてその傷は、気付かぬところで延々と疼き続けていた…
いや、
気付かないフリをしていた
というのが正確な表現なのかもしれません。
………
……
…
思えば何か辛いことがある度に「今度からはこうしよう!」と「概念」を構築してきたことが解りました。
もう二度と同じ想いをしたくないから、苦しみたくないから。
「概念」を構築することで、"学んだ"気になり、"乗り越えた"気にもなっていた。
そうして「概念」を構築し、"蓋"をすればするほどに…
僕は自らの持つ"意思"や"感情"を押し殺していったのです。
いつだって"正しい"「概念」に任せておけば大丈夫。
もう"間違うこと"は無いと。
「概念」が僕の主導権を奪ったんじゃない…
僕が"自らの意思で"「概念」に主導権を渡したんだ…
ヽ(;▽;)ノ
と…
この時ようやく自覚したわけです。
そして覚悟を決めました。
「もう一度、しっかりと過去に向き合ってみよう…
というか…
そうするしかない(´;ω;`)」
自分が人生のドン底にまで堕ちてしまった一因は、間違いなくここにも在る。
心の中にこんなにも"痛み"や"感情"を押し込め続けて来たのですから、「幸せ」に近づくどころかむしろ遠ざかってしまっていたこともまた、必然の結果だったのです。
「怖くて怖くてたまらないけれど…
"過去の傷"をしっかりと治すしかない…( ;∀;)!!!!」
こうして「不幸」を構成する3大要素…
・固定概念
・過去の傷
・未来志向
の2つ目である、「過去の傷」に向き合う日々が幕を開けたのでした…!!
(つづく)
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