魂遊記〜僕と守護霊の痛快通心活劇〜

僕は孫悟空。守護霊である筋斗雲さんと一緒に日々活々と修行中。七転八起の宇宙旅。天竺めざして今日もゆく。

予選

※はじめての方は【目次】をご覧下さい。

<前回からのつづきです>

f:id:wukong_nimbus:20210506181033p:plain守護霊『お前たちはさ、一応この人生と言う名のオリンピックに出場するに当たり、きちんと予選を勝ち抜いてきているんだよ( ̄^ ̄)』

 

僕「え…そうなの?それは一体どんな予選だったの?(@Д@;」

 

守護霊『一種の"サバイバルレース"さ。 ルールはかんたん。 ヨーイドンで一斉にスタート。 ゴールは卵子。 一番早く到達したヤツの勝ち( ̄^ ̄)』

 

僕「あ、そうゆうことね…(@Д@;」

 

守護霊『そんなにあっさりと答えてるけどさ。 かなり熾烈なレースなんだゾ( ̄^ ̄)』

 

僕「???(@Д@;」

 

守護霊『そりゃあそうだろ。 最低でも一億人はライバルがいたわけなんだから。 多い時は四億人くらいいる時もある。 さらにその道程というのも相当な難関コースだ。 最初のセクションで約99%が脱落。 その次のセクションに到達できるのは数千人から数十万人。 さらにその次のセクションまで到達出来るのは数十人~数百人しかいない。 そんな熾烈な争いの中、最終的に"出場権"を獲得出来るのはたった一人だけなんだから。 相当な激戦を勝ち抜いてきてるのだよ、お前たちは( ̄^ ̄)』

 

僕「そ、そう言われてみれば…(@Д@;」

 

守護霊『つまり相当この大会に出場したかったわけだ。 そりゃあ当時は物凄いスピードと勢い、そして熱意だったんだゾ( ̄^ ̄)』

 

僕「はあ…(@Д@;」

………

……

… 

(つづく)

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