魂遊記〜僕と守護霊の痛快通心活劇〜

僕は孫悟空。守護霊である筋斗雲さんと一緒に日々活々と修行中。七転八起の宇宙旅。天竺めざして今日もゆく。

命.16【番外編 File.36】

※はじめての方は【アラカルト】または【目次】をご覧下さい。

<前回からのつづきです>

f:id:wukong_nimbus:20220110172534p:plainアダム「神様、少し宜しいでしょうか(・ω・)」

 

神『なんだね??( ̄ー ̄)

 

イヴ「実は私たち、あるお願いがあって参りましたのʅ(◞‿◟)ʃ」

 

神『お願い…!?

 

なんだね??

 

ここでは何でも思い通り…

 

"この世"から還、"エデンの園"へと舞い戻った今、今更何も望むものなどないろう??( ̄ー ̄)

 

アダム「いや、その、実は私たち…(・ω・)」

 

イヴ「あの、そのぉ…ʅ(◞‿◟)ʃ」

 

神『???( ̄ー ̄)

 

アダムイヴ「"思い通りにならない世界"…つまり"この世"が恋しくなってしまったのです…!!!!ヽ(;▽;)ノ」

 

神『えっ…!!!!!=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)

………

……

僕「いや、そりゃあ神様もビビるよね!!( ̄∇ ̄)

 

なんたって、アダムとイヴは自ら【不幸】の存在する世界を望んでいるようなものなんだからさ!!」

 

守護霊『フフフ…ひとまずは続きを見てみよう…( ̄ー ̄)

………

……

神『ちょ、ちょっと待て。

 

"あそこ=この世"は苦しい"有限"の世界だっただろう??

 

それに比べてここ(=エデンの園)では何だって無限に創造できるし、何だって望み通りだ。

 

にも関わらず何故また"この世"へ行きたいのじゃ??Σ('◉⌓◉’)』

 

アダム「いや、その、確かに苦しいことも多かったのですが…(・ω・)」

 

イヴ「だからこそあそこでは様々なことを学ぶことが出来たのですʅ(◞‿◟)ʃ」

 

アダム「ここにいれば全てが"当たり前"に存在していますが、あそこではそうではない(・ω・)」

 

イヴ「あの"当たり前ではない"世界に行ったことで、私たちは"当たり前"の有り難さを学ぶことが出来ましたʅ(◞‿◟)ʃ」

 

神『まぁ紛れもなくそれを学ばせるために、お前たちをあそこへ行かせたわけだが…。

 

とはいえもう充分じゃないのか??

 

なぜそれを学んだ今、またあそこへ行くことを望むのじゃ??( ̄ー ̄)

 

アダム「それは…(・ω・)」

 

イヴ「再びここで暮らしているうちに、また全てが"当たり前"になってきてしまったのですʅ(◞‿◟)ʃ」

 

神「…( ̄ー ̄)

 

アダム「そんでもって…大変言い難いのですが…(・ω・)」

 

イヴ「ぶっちゃけ"エデンの園"ってʅ(◞‿◟)ʃ」

 

神『!!??( ̄ー ̄)

 

アダムイヴ「"この世"に比べるとめっちゃ退屈なんすよ…(΄◉◞౪◟◉`)」

 

神『お、お前たち…(ストレートに言い過ぎやろ)!!!!!( ̄▽ ̄)』

 

(つづく) 

 

★次回、アダムとイヴの話を聞き、神様が下した決断とは…!!??

----------------------------------------------------------

f:id:wukong_nimbus:20210409195459p:plain

https://twitter.com/wukong_nimbus

 

f:id:wukong_nimbus:20210916192812j:plain

https://hunyouji.hateblo.jp/session