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<前回からのつづきです>
※この文章は原文を直訳したというよりも"分かり易さ"に重点を置き、様々な訳文を参考にさせて頂いた上で独自に編集したものになります。その為、あくまでも『魂遊記』的解釈としてご覧下さいませ。
ふしょうふめつ ふくふじょう ふぞうふげん
不生不滅 不垢不浄 不増不減
話を続けよう(@ ̄ρ ̄@)
「存在」のすべてが「空」ってことはさ、「命」に関してもこんなことが言えちゃうわけなのよ。
すべては「実体」なんて無くて、色々なものが集まって絶えず変化している「状態」なわけじゃん??
てことは"「命」が生まれる"とか、"「命」が死ぬ"とかもないってことになるわけ。
ただ「状態」が変化しているだけであって、厳密には生まれることもなければ、死ぬこともない。
もっと言っちゃうと、「存在」のすべては汚れることも無ければ、綺麗になることもないし、増えることも無ければ減ることもないの(΄◉◞౪◟◉`)
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ぜこくうちゅう むしき むじゅうそうぎょうしき
是故空中 無色 無受想行識
繰り返しになっちゃうけどさ、本当はすべてが「空」で「実体」なんて無いから、その次元から見れば「身体」なんてものは無いし、色々ゴチャゴチャ考えたりする「心」も無いんだよね(・∀・)
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むげんにびぜっしんに むしきしょうこうみそくほう
無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
「空」の次元から見れば五感とかも無いから、見える対象も、聴こえる音も、匂いも、味も、触った感覚もぜーんぶ無いわけ。
色々な「思考」や「喜怒哀楽」に振り回されることとかもないし☆
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むげんかいないしむいしきかい
無眼界乃至無意識界
普通は自分の眼とか意識を通して世界を見て、あーだこーだ思ったりするわけじゃん??
そうゆうのも「空」の次元では一切ないわけ。
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むむみょう やくむむみょうじん ないしむろうし やくむろうしじん
無無明 亦無無明尽 乃至無老死 亦無老死尽
詰まるところ、 私たちは、"「自分」というものが「実体」として存在している"と思い込むこと=自分本位の偏った認識で世界を見ることで様々な「苦しみ」を抱いているd( ̄  ̄)
だから「空」を知ることでその「苦しみ」から解放されるわけだけど、「空」の次元においてはそうゆう"勘違い"もなければ、その"勘違い"が無くなることもない。
ちょいと難しいかな??
まぁス○バでも飲みながらリラックスして聴いておくれよ( ̄+ー ̄)
なんつーかさ、"有る"ようで"無い"的な感じなのよ。
でもそれはシンプルな"無い"ではないんだよね。
"有る"ようで"無い"ってのが一番しっくり来るんだよな〜!!
例えばこの世の観点で見た場合、私たちは老いたり死んだりするわけだけど、「空」の次元から見ればただ「状態」が変化しているだけだから、本当は「老い」も「死」も存在してないって意味なのよ。
そりゃあこの世では絶対に老いるし、絶対に死ぬんだけどさ、「空」の次元=「真実」の観点から見ればやっぱり老いることも死ぬこともないんだよね( ´ ▽ ` )ノ
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翻訳の難しさを絶賛痛感中w
残り1/3くらいなので、がんばりま〜すヽ(;▽;)ノ笑
(つづく)
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