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"心の傷"を癒すべく、過去の記憶へとタイムスリップを開始した2012年当時の僕。
ひとまずは記憶を辿り、心の傷になっていそうなポイントを徹底的にパトロールしてみました(笑)
両手を胸(＝ハート)に充てて、辛くて苦しかった想い出を巡り、その場へ"タイムスリップ"。
そして少しでも"傷"が残っている可能性があれば徹底的に調査(｀_´)ゞ
といった具合にネガティブに感じていそうな出来事をひとつひとつ思い返していきました。
自分がその時、本当はどんな想いを感じていたのか、どんな感情を抱いていたのか…
じっくりと"ハート"で感じてみる…。
頭で考えるのではなく、想いや感情を"感じる"ことに集中し、自分のリアルな意思を汲み取ろうと努力しました。
そうしていくうちに…
これまでいかに自分が"強がって"生きてきたのかを改めて痛感しました。
いつもいつも"平気なフリ"をしていましたが、本当はその都度で沢山の感情を抱いていました。
にもかかわらず「概念」(＝強迫観念と善悪観念)に囚われ、頭で考えることにだけ大忙し。
リアルな感情を正面から受け止める勇気がなくて、ずっと自分の本心から逃げ続けていた。
「もう…逃げないぞ… !!:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):」
怖くて怖くてたまりませんでしたが、そうした"傷"を発見する度に、勇気を振り絞ってそこに在る"恐怖感の中心"に飛び込んでみました。
すると、その時心の奥底で感じていた想いや感情が溢れ出てきました。
怖い
悲しい
辛い
案の定、目を背けたくなるレベルの想いや感情ばかりが飛び出してきます。
「くっそ、怖過ぎる!!逃げた過ぎる!!!.°(ಗдಗ。)°.
でも、ここで感じ切らなきゃ…この"傷"を治すことは出来ないんだ…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)」
決死の思いでそれらの想いや感情を感じ切ってみると…
それまで感じていた恐怖や悲しみがフッと消え去っていくのが解りました。
確認がてら今一度その出来事を思い返してみると、もうなんとも思わなくなっています。
「なるほど…本当に未消化だった想いや感情を感じ切ってあげれば、心の傷は癒えるんだ…( ；∀；)」
そうして傷が癒えると、なんとも言えない"安心感"に包まれました。
「そうか…ずっと怖がっていたけど、"恐怖のド真ん中"には何もなかった…
恐怖の中身は空っぽだったんだヽ(；▽；)ノ
しっかりとその感情(＝恐怖感)を感じてあげる…
ただそれだけでよかったんだ…!!!!」
そう、逃げれば逃げるほど追って来てしまう"恐怖感"ですが、逃げずに抱きしめてあげればなんてことはない、ごく普通の"感情の一種"だったのです。
「ネガティブなものだって僕の感情の大切な一部だったんだ…( ；∀；)これからはどんな感情もしっかりと受け止めて生きていこう…。」
こうして効果を実感した僕は、"恐怖のタイムスリップ"を繰り返していた結果…
見事に全ての傷を癒し切る事が出来たのでした…
なんて。
そんなアッサリと終わるハズはございません
(΄◉◞౪◟◉｀)www
これまで人生で負ってきた心の傷を治すという大治療は、そんな生易しいものではなかったのです(笑)
しばらくこのタイムスリップを繰り返し"傷"を癒していくと…
ある日突然、"大きな壁"にぶち当たります。
「あれっ…おかしいぞ？！
この記憶…全く当時の感情を感じられないやん
((((；ﾟДﾟ)))))))」
(つづく)
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