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<前回からのつづきです>
"メッセージ内容の矛盾"以外にもう一点、僕が2013年当時のスピリチュアル界において強い"違和感"を感じていた点がありました。
それは紛れもなく…
"メッセンジャー(発信する側)"が、まるで芸能人のように扱われてしまっている点でした( ̄▽ ̄;)
勿論スピリチュアルと言えど、ジャンルによっては人前に出ることも多い職業です。
当然そういった"タレント性"="魅力"が必要な面があることをも否定するつもりはございません。
(美輪明宏さんのように、タレントさんやアーティストさんがいつからか"メッセンジャー"としての役割まで果たされるようになる場合も往々にしてありますし♪)
しかし僕が当時大きな問題だと思っていたのが…
"メッセージを受け取る側(消費者側)"にとって、メッセンジャー(発信する側)をその様に扱ってしまうことが、必要な「気付き」を得ていく上で最大の障害となってしまっていることでした。
何を隠そう僕自身、「目覚め」に至るまでの過程で最も困難を極めたことのひとつが
"自分が特別じゃないフツーの人間である"
という事実を受け入れることでした。
何かと特別になりたがる(=特別だと思っている)自我の特性からして、この事実は最も受け入れ難いものでもあるのです。
そしてこれは裏を返せば…
「目覚めている人」も"フツーの人"であることを見破らない限り、自分自身が「目覚め」に至ることは困難であることを意味します。
覚者(=目覚めている人、覚醒している人、悟っている人)を特別視することで必然的に「目覚め」や「覚醒」、「悟り」を特別視してしまうことに繋がり、結果的に真理を遠ざけてしまうからです。
"(メッセージを)受け取る側の捉え方の問題"
と言ってしまえばそれまでかもしれません。
実際に僕自身はそれを"見破る"ことが出来、「目覚め」に至れたわけですから。
ですが僕が当時この点を問題視していた最大の理由は…
大多数のメッセンジャー(発信する側)がその風潮(=自身の過大評価&偶像崇拝を招いている現状)を助長するようなパフォーマンスをしているように思えてならなかったのです( ̄∇ ̄)
言い換えれば
「そりゃあこんな振る舞い方してたら勘違いする人余計増えちゃうでしょΣ('◉⌓◉’)」
的な言動をされている方々が、めちゃめちゃ多いように感じていました。
そりゃあ人間ですから、"特別扱い"されることが気持ちの良いのは当然かもしれません。
しかし、それこそ芸能界で第一線の仕事に携わってきた僕が感じていたのは…
"タレント性"の必要性はさておき、"メッセンジャー(発信する側)"とはあくまでも真理や必要なことを伝えていくことを最優先とする存在であり、"個人のパーソナリティや魅力・能力を最大の売り物とする芸能人"とは一線を画した存在であって然るべきなのではないか?という思い。
※あくまでも【真理を伝える】ことが本来の役割であり、それ以上にその他の面(パーソナリティや魅力)が前面に出てしまうことで「気付き」を妨げてしまうことはナンセンスである、という意味です。
そして仮にその様な特別扱いを受けたとしても、(芸能人以上に)自分自身が調子に乗ってしまわない("勘違い"してしまわない)よう細心の注意を払う必要があるはずなのに、到底それをしている様には思えない方々が大勢いらっしゃる、という思いでした。
………
……
…
「こ、こんなんじゃ今までいたビジネスや芸能の世界と何も変わらないやん…( ̄O ̄;)」
※ビジネスや芸能の世界を否定しているわけではありません、念の為d( ̄  ̄)
スピリチュアル界の現実を目の当たりにし、ある種の"失望感"を感じ始めていた僕でしたが…
ある時こんなアイディアを閃きます(笑)
「そうだ…!!!!
僕がずっと参考にさせて頂いてきた"あの方々"ならきっと他の人たちとは違うはずだ(・∀・)あの方々は本物だもの…!!!!」
そう考えた僕は、かつて自分が"本物"だと感じ、目覚めに至るまでの間メッセージを参考にさせて頂いてきた例の4名の方々に希望を見出し…
"彼ら"と直接コンタクトを取ってみることを思い付いたのでした…(*・ω・)ノ
(つづく)
★ほんと、こういうところは"怖いもの知らず"なんですの(〃ω〃)笑
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