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先日行われた東京五輪・男子サッカー 3位決定戦にて、我らがU-24日本代表はU-24メキシコ代表に1-3で敗れ、惜しくも53年ぶりのメダル獲得を実現することは出来ませんでした。
試合後、普段は至極冷静でクリエイティブな振る舞いを見せる久保 建英 (くぼ たけふさ)選手が人目をはばからず号泣する姿は、日本国内のみならず、世界の人々の心まで揺さぶりました。
久保選手のあの映像に、かつて同じ背番号「7」を纏(まと)い、結果的に引退試合となったドイツW杯・ブラジル戦終了後の中田 英寿(なかた ひでとし)選手の姿を重ねたサッカーファンは、もしかすると僕だけではないかもしれません。
実際久保選手のあの涙は"単なる悔し涙"ではなく、"魂の叫び"のようなものであったように思います。
僕自身、今回の久保選手の姿からは改めて"とても大切なこと"を学ばせて頂いたので、それを今回皆さんにシェアさせて頂きたいと思います☆
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試合後のインタビューにて、久保選手は言いました。
「今までサッカーだけやってきて、こんな悔しいことってない」
この言葉が彼の本心であることに、疑いの余地はありません。
幼少の頃からサッカーに明け暮れてきた久保選手にとって、おそらくこの時が"人生史上一番悔しい日"となったのでしょう。
厳しいトップアスリートの世界において、"敗北"は"失敗"を意味します。
プロである以上は常に"勝利"を目指すべきであり、「敗北から学べるものなど何もない」と語る選手すら存在するほどです。
"「結果」より大切なものがある"などという言葉は、人生のすべてを"勝利"のために捧げている真のトップアスリートたちにとっては、何の慰めにもならないケースも多々あるのではないでしょうか。
ですが…
「魂」の観点で見た場合、そこには僕たち人間が持っている「観念」を超越した"普遍的・宇宙的な真理=価値観"が存在しています。
人生の本質とは、この世で体験する様々な学びを通して、魂を磨くことにあるのです。
この世の「観念」である"勝利"も"敗北"も、その観点から見れば"魂を磨くために必要な材料のひとつ"でしかありません。
言い換えるならば、過酷な世界に身を置き、"勝利"に徹底的にこだわるからこそ、"敗北"は魂を磨く何よりの材料となり得るのです。
想像してみて下さい…!!!!
今回の久保選手に当て嵌めてみた場合…
"勝利"と銅メダルを手に入れ、歓喜に浸るパターン
と
"敗北"と"人生史上最大の悔しさ"を味わい、更なる成長を心に期するパターン
では
どちらが彼のその後の人生において、"魂磨き"の糧となるでしょうか!?✨
勿論私たちは日本代表が銅メダルを取る瞬間を見たかったですし、その何倍も久保選手ご本人はそれが実現することを望んでいたことでしょう。
しかしこの試合後の彼の姿を見れば一目瞭然…
「魂」の観点から見れば、久保選手は今回"とてつもない財産"を手に入れたのです✨
綺麗ごとでも、気休めでも、なんでもなく…
今回の"敗北"が、これからの久保選手にもたらす恩恵は計り知れないものであることは間違いありません✨
何より、久保選手が今回の経験を無駄にするような魂の持ち主でないことは、既に多くの皆さんが感じられていることかと思います。
このように宇宙は常に"僕たちが成長していくためのベストな道や方法"を知っていて、それを示し続けています。
"思い通りにいかないからこそ…
努力が報われないことがあるからこそ…
かけがえのない大きな学びを得られる時がある。
そして、その学びがあるからこそ、いつの日か努力が報われた時の感動や感激はより大きなものとなる"
今回の久保選手の姿から、改めてそんなことを学ばせて頂いたように思います。
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敗戦から一夜明けた昨日、久保選手がインスタグラムを更新されました。
「この悔しさはこの先何があっても忘れる事はないですが、個人としてもチームとしてももっともっと成長する事で、それに負けないくらいの喜びを今後の代表活動の中で作っていきたいと強く思います。」
久保選手は必ずこの言葉を実現し、人々により多くの感動を与えられるスペシャルな選手となってくれるはずです♪
僕たちも久保選手に負けないよう、日々ベストを尽くしながら"自分の人生"を味わい、思いっきり魂を育んで活きましょ〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
★久保選手のこれからのご活躍が益々楽しみですね♪Vamos,Take!!(行けっ!タケ!!)٩( ᐛ )و
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