魂遊記〜僕と守護霊の痛快通心活劇〜

僕は孫悟空。守護霊である筋斗雲さんと一緒に日々活々と修行中。七転八起の宇宙旅。天竺めざして今日もゆく。

幸と不幸【番外編 File.7】

※はじめての方は【目次】をご覧下さい。

f:id:wukong_nimbus:20210531143353p:plain筋斗雲『人生ってさ、やっぱり"食事"に例えると凄く判りやすいんだよ( ̄ー ̄)

 

仮に満腹状態を<<幸せ>> 空腹状態を<<不幸>>だとしてみよう。

 

無論この<<幸せ>>は決して"真の幸せ"とは言えないのだが。

 

この場合"満腹"という<<幸せ>>を味わうためには"空腹"という<<不幸>>が必要になる。

 

"空腹"なければ"満腹"を味わうことは出来ないから。

 

だがどんなに食べても、いずれまた腹は減る。 それが自然だ。

 

永久に腹が減らなくなることはない。

 

それをお前たちは"いつも満腹でいよう"と足掻いている。

 

すなわち"空腹"を無くそうとしてしまうんだ。

 

そんなことが出来ると思うかい?( ̄ー ̄)』

 

孫悟空「無理ですね…(@Д@;」

 

筋斗雲『じゃあどうしたらいい?( ̄ー ̄)』

 

孫悟空「…まずは無くそうとするのをやめる。無理なことをやろうとすること自体が"真の不幸"であるから(@Д@;」

 

筋斗雲『その通り。 そしてそれが無くなってしまってはもはやお前たちが"生きている"意味など無くなってしまう。

 

お前たちが今人生と言う名の修行に身を置いているのにはそれなりにワケがあるんだ。

 

それにだ。

 

そもそも満腹状態=<<幸せ>>、空腹状態=<<不幸>>だと決めつけているのはお前たち自身に他ならない。

 

腹を満たしてもいずれまた腹が減るのはこの次元においては極めて自然な流れであり、本来「幸」でも「不幸」でもないのだから。

 

その"自然な流れ"に逆らおうとするから"苦しみ"が生まれるのだ。

 

そしてそう考えているうちはいつまでも"空腹を恐れる苦しみ"から逃れることは出来ない。

 

何度も言っている通り、例えどんなに腹を満たそうがいずれまた腹は減ってきてしまうのだから。

 

さて、それじゃあ一体どうしたらいいと思う?

 

お前たちがこの次元において"苦しみ"を超える方法は一つしかない( ̄ー ̄)』

 

孫悟空「※ピーーーーーーーー(自己規制中)ーーーーーーーー(@Д@;」

 

筋斗雲『そう。 それはお前たちが知識だけで理解出来るようなものじゃないんだ。

 

だからこそ身を以て勉強しているのだよ( ̄ー ̄)』

 

★※の部分は是非ご自身で考えてみて下さいませ♪

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